一般断熱や内装工事にも
スタイロフォームを有効活用
スタイロフォームは高機能・高付加価値を持つ優れた断熱材である押出法ポリスチレンフォームです。1964年の誕生以来、日本の建物を気候、湿度をはじめとする様々な外的要因から守り抜いています。また、近年ではその性質による環境への優しさもクローズアップされ、高度化・複雑化する社会環境の中で、自然との調和による理想の環境づくりに貢献します。スタイロフォームを利用した一般断熱・内装工事では、鉄骨造建築物用の断熱兼内装下地工法や、地下二重壁に最適な多目的断熱金属パネルなど、スタイロフォームの特性を生かした合理化プランをご提案します。物流倉庫やRC造、S造の建物など広く対応します。
スタイロフォームの特長
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熱を伝えにくい
スタイロフォームは完全に独立した微細な気泡で構成されています。これにより、熱移動の3要素(伝導、放射、対流)を全て小さく抑えることができ、優れた断熱性を発揮します。
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水を吸収しない
スタイロフォームは完全独立気泡構造となっているため、毛細管現象や連続気泡による吸水を起こしません。水中に浸漬しても、膨張したり軟化変形・変質することがありません。
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軽くて丈夫
スタイロフォームは水の約1/30の軽さでありながら圧縮強度に優れ、極めて丈夫です。集合住宅などの断熱構造の床スラブにも安心してご使用頂けます。
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優れた断熱性能
断熱材は建物の一部となって性能を高めるものです。スタイロフォームは水を寄せつけず水蒸気透過も小さいため、経年による品質の劣化がほとんどありません。
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加工が簡単
スタイロフォームは適度な硬さを持っており、加工・施工がしやくす経済的な省力化工法が可能。鉄筋コンクリート構造の「打ち込み工法」や、木造住宅の「外張り工法」を可能にします。
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リサイクル可能
スタイロフォームの原料はポリスチレン樹脂です。ポリスチレン樹脂は熱によって可逆的に流動・変形・固化する特性(熱可塑性)があり、指定産業廃棄物処理運用基準に基づきリサイクル可能な端材を再資源化できます。
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ホルムアルデヒドを含まず
スタイロフォームはホルムアルデヒド放散による区分がF☆☆☆☆等級。シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを一切含有しません。
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環境にやさしいノンフロン
スタイロフォームはフロンを用いない発泡剤A種を用いた完全ノンフロン製品。地球温暖化防止にも貢献します。
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安定した品質と供給
スタイロフォームは、(財)日本品質保証機構(JQA)より、ISO-9001・ISO-14001の認証を取得し、「JIS適合性認証工場」で生産されています。常に厳しい品質管理体制のもと常に安定した製品供給を行っています。